うがい手洗い潜伏期間とはウイルスが体内に入ってから発症するまでの期間です。アデノウイルスの潜伏期間は5~7日と言われています。
潜伏期間の間は症状が表面化しないため、感染を確認することができないのが難点です。
潜伏期間の間はすでにウイルスが体液(唾液や鼻水、涙など)に混ざっているため、症状がでていなくても、子どもの通っている学校などでプール熱の感染者が出た場合は家族全員が家でうがい、手洗いなどを徹底するなど、注意が必要です。

プール熱の感染経路

〝プール熱〟という名前がついているために、プールでのみ感染する病気だと思われがちですが、プール以外の場所で感染する可能性もあるので注意が必要です。
ここではプール熱の主な感染経路4つを説明しています。

①プールでの糞口感染(ふんこう感染)

ウイルスは便や尿に含まれているため、トイレに行ったあとに十分に洗い流す、殺菌するなどの処置が十分でなかった場合、プールの水にウイルスが混入して他の人に感染する原因となります。
通常プールはウイルスによる感染を防ぐため塩素が使われていますが、塩素濃度の管理が十分でない場合などには感染症が拡散する可能性があると考えられます。







②接触感染

ウイルスは体液中(唾液、涙など)にも含まれています。
くしゃみや咳によってウイルスが付着したものや、咳や目をこするなどしてウイルスが付着した手で触ったもの(ドアノブ・てすり・コップ・おもちゃ・タオルなど)に他の人が触れることでウイルスが手に付着し、その手で目などをこすったり、食べ物を食べたりすることによって感染します。
プールだけでなく公共の乗り物や場所でも感染する可能性があります。

③飛沫感染(ひまつ感染)

飛沫感染
感染している人のくしゃみや咳などの飛沫に含まれるウイルスをすいこむことによって感染します。

④幼児からの糞口感染

感染している幼児の尿や便などが付着した手で粘膜に触れることで感染します。

症状はどれくらい続くの?

通常は感染後症状が現れてから4日~1週間程度でおさまります。
重症化することは稀だと考えられていますが、重症化した場合には肺炎(アデノウイルス肺炎)などを発症する可能性があるため、乳幼児や老人など抵抗力が弱い人の場合には特に注意が必要です。
また、症状がおさまってからもウイルスは体内にのこっているため、ウイルスがすべて排出され完治するまでには症状がおさまってから2週間程度かかると考えられています。