満員電車プール熱は子どもが感染しやすい病気ですが、二次感染などにより、大人も感染する病気です。家族内に感染している、または感染の可能性がある子どもがいる場合は接触感染や飛沫感染、糞口感染での二次感染に注意が必要です。
また、流行時には公共の場所やもの(電車内、バス、手すりなど)にウイルスが付着している可能性もあるため、通常の外出でも感染する可能性があります。基本的にアデノウイルスは一度感染すると体内に抗体が作られるため、同じ型のウイルスには感染しないとされています。
しかし、アデノウイルス自体の型の種類が51種類と非常に多いため、一度プール熱を発症したことのある人も別の型のアデノウイルスに感染すると同じような症状がでる可能性があります。ただし大人が感染した場合は子どもよりも症状が軽く、通常は子どもよりも早く症状が収まることがほとんどです。

潜伏期間も感染する

ウイルスに感染していたとしても、潜伏期間(5~7日)には症状が表面化しないため、感染に気付くことが難しいですが、潜伏期間にはすでに体液中にウイルスが含まれており、症状がなくても二次感染の危険があるので注意が必要です。







プール熱に感染したら会社は休むべき?

マスクアデノウイルスによるプール熱は、学校感染症第2種に指定されており、同じ第2種の病気として指定されている他の病気としては、インフルエンザ、はしか、おたふく風邪、結核などがあります。
学校感染症第2種に指定されている病気は、菌やウイルスの感染力が非常に強く、さまざまな感染経路によって感染が拡大しやすい特徴があるため、学校では症状が消えてから二日が経過するまでは登校が禁止されています。
社会人の場合も、インフルエンザなどと同様、一般的には感染が確認された時点で会社にはいかないことが望ましいですが、どうしても出社しなければならない場合は、マスクなどの着用を徹底し周りの人にうつさないようにする対策を徹底する必要があります。

アデノウイルスが原因で発症する他の病気

プール熱が重症化することは稀だと言われていますが、体の免疫力がおちていたり、老人など体の抵抗力が弱い場合はアデノウイルスの感染によって他の病気に重症化する可能性もあるため、注意が必要です。
(※アデノウイルスによって発症する可能性のある病気:胃腸炎・急性呼吸器感染症・流行性角結膜炎・出血性膀胱炎など)